ロックンロールの宝石箱

フェスに行かない、ライブにも行かないインドア派ロックオタクの備忘録

人間椅子   

 

最初に宣言しておきたい

 


当ブログは古今の日本のバンドをお題とした私の備忘録です。

 お題となったバンドについての私的な所感と思い出話を綴るものです。

 

ブログ初投稿のお題として人間椅子をチョイスしました。

耽美・倒錯・猟奇・怪奇をテーマとした世界観と、津軽訛りの歌唱法が魅力の

現在も活躍するハードロック/ヘビーメタルバンドです。

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 写真は初期の頃のものです。

年齢を経た今現在の姿も彼ららしくて好きなのですが、やはり鈴木研一氏のねずみ男のスタイルが衝撃でした。

 

ブログ初投稿のお題に彼らを選んだ理由なのですが、自分が今、どのバンドよりも優先して語っておかなければならない、そう思ったからです。

 

こう言っちゃ、なんですが、メタルファンや当時のバンドブームをよく知る人にとっては、知名度が高いバンドですが、今は一般人、とくに若い人たちは知らないバンドでしょう。

 

でもこのバンド、ホント、昔も今もカッコいいんですよ。

過去に何度か知り合いにこのバンドを紹介するために、自分で選曲したベスト盤テープやCDを渡して聴かせましたが、大体の人から

吉幾三が歌ってるの?」とか「やっぱりメタルは肌に合わない」とか

悲しい反応が返ってきました。

 

…オレの感覚がおかしいのかな…

理解をしてもらえない悲しさの反面、自分はこの良さを理解できる数少ない人間なのだと、妙な優越感もあったり。

 

まあ、何が言いたいかというと、

「このバンドがこれからスゲエ評価される日が来た時に、オマエらの鈍感をオレが嘲笑うからな!!!覚えとけよ!!!!!」

そういうことです。

 

好きなものは好き!と言っておこう。

言っておかないと、後でいろいろ後悔するから。

宣言することで、アンチからのディスとかはあるんですよ。とくにメタルは。

馬鹿の聴く音楽、みたいに思われてるフシがあるからね。

 

でもねえ、そこはディスのリスクは承知で、日ごろから格好つけずに、こういうのが好きですって、宣言していきましょうや。

 

一番みっともないのが、なんかあったときに、その時になって実は好きでした、ってやつ。

もう、メチャメチャ気持ち悪い。

 

「音楽」。文字通り「音」を「楽」しむってことじゃないですか。

「洋楽を聴いてる方がエライ」とか、

「ロックは馬鹿の聴くもので、利口な人はクラシックを聴くものだ」とか、

そういうご意見のある方もいらっしゃると思いますが、

それは他人様の「楽しみ方」ですから。

 

もっと自分を自由にしていきましょうや。

自分の好きなものくらい、好きって宣言しておかないと、感覚が鈍感になっちゃう気がしません? え?俺だけ?

 

 

マイフェイバリットナンバー

「陰獣」:人間椅子の代表曲。タイトルも歌詞も曲も素晴らしいドゥームナンバー。

「もっと光を!」:陽の目を見ない自分への劣等感。「なぜ!?」が刺さる。

「針の山」:カバーナンバー。もう彼らの曲ということでいいよね?

黄金の夜明け」:同名の傑作アルバムの1曲目。センスあふれる名曲。

「幸福のねじ」:聴く人を不安にさせるギタープレイ。人気曲。